毎晩CQを出してやろうと始めたのが昨年11月半ばでした。
それからひと月後 と、CQを出した累積日数が100日時点で
途中経過を記事にしました。 今回 スタートから半年の節目と
なったので、またレポートをまとめておきます。 半年で累積
134日 CQを出しました (平均4日に3日) が、自分でも良く
半年も続けられたなと思います!
Ⅰ.ひと月経過の初回記事に書いた 【前置き】 (抜粋)
当局は1エリアですが、最近の平日夜の430MHzFM帯では
閑古鳥が鳴いていると感じているのは当局だけでしょうか?
(中略)
「当局だってそうだよな」と思ったので、ここで一念発起して
「頑張って苦手なCQを毎晩続けて出そう!」と決め、行動に
移すことにしました。期間は取り敢えず1か月!
● 時間帯:概ね 夜9時前~10時前後までの1時間強
● CQの出し方:最初はビームを日光男体山に向けてCQを
出し、その後 順次向きを変えてCQを出す。
● アンテナ:コメット製八木 18エレ 2列2段
● リグ:八重洲 FT-991A / i COM IC-9100で、出力50W
Ⅱ.ここから今回のレポート 【半年間の状況のまとめ】
(1) CQ応答数の変化
その一晩に出したCQに対してどのくらい応答があったか
(横軸はCQを出した日のみをカウントした日数で、1月2
~7日のQSOパーティは特殊なので除外。 青線は日々
データを前後の1週間毎で平均した移動平均です)

ひと月目までは 一晩当たり応答数≧4局 でした (上記青矢
印区間) が、その後は平均して 応答数=3局弱 で安定してい
ます (上記赤矢印区間) 。この半年間、当局が出したCQへ
の応答総数は 406 QSO でした。 また、一晩で何度も出し
たCQに対して全く応答の無い "空振り" の日は累積100日
時点から増えておらず、まだ3日だけです。
当局はCQを出すにあたって「局数を稼ぐこと」は目標にし
ていないので、"一晩3~4局" のペースは理想に近いかなと
思っています。 交信時間では平均15分前後/局 で、お待ち
の局には若干申し訳ありませんが、一般的な 1st QSO 以上
& ローカルラグチュー未満 の感じでしょうか。 コンテスト
のような忙しさは性に合わなし、かといって30分以上のロー
カルラグチューも苦手な方なので、430MHzFMならではの
気を遣わないQSOスタイルが気に入っています。 15分ある
とそれなりに色んな話ができます (その分、ネタが無いと間
が持たない?) 。
(2) 1st QSO 比率の変化
(1) の中で、初めての交信相手からの応答が占める割合
(緑線は日々データを前後の1週間毎で平均した移動平均)
出だしの2週間伸びていった (黒矢印) 後、2割程度で落ち
着いていました (青矢印) が、3月半ば以降 (赤矢印) はさら
に減って1割強となっています。 その分 増えているのは
2度目以降の交信となる "リピート局" です。 この半年間で
の 1 st QSO の総数は 128 局 でした。 思ったより沢山の
局とお知り合いになることができました。
新しい局と出会って知り合いが増えるのも嬉しいし、何度も
交信して下さる "リピート局" もありがたい限りです。
(1)で書いた「"空振り" が少ない」件ですが、淋しい限りの
430MHzFM帯において "空振り" が回避できているのは、
そのようなタイミングで "リピート局" に応答して頂けてい
るからです。
(3) 県外局 / 県内局 比率の変化
(1) の中で、県外局からの応答が占める割合
(黒線は日々データを前後の1週間毎で平均した移動平均)
CQ累積日数100日時点と大きな変化はありません。 若干
減ったかなという程度で、今でも全体の半数近くが県外局と
なっています。 県内局とは共有できる話のネタが多いことか
ら密な情報交換が可能です。 一方 県外局とは知らないロー
カル情報に触れることができて話が新鮮なのと、八木をどこ
に向けると良いか等新しい発見もあります。 特に1エリア外
だと尚更です。 そこで、これらのバランスが取れていること
は大切だと思っています。 また県内だけだとどうしても局数
が限られることもあり、(2)の 1 st QSO とも関係してきま
す。 実際、1 st QSO は県外局の方が多くなっています。
Ⅲ.おわりに
(1) 半年経ってもCQを出す時には未だ緊張します。 応答が
無いかも知れない、電波が弱くてコールサインが聞き取
れなかったらどうしよう、ちゃんと話せるだろうか、等
など不安です。 龍角散 は手放せません。
(2) 声の出し方はコツみたいなものを感じています。 お腹
から声を出すことと、しっかりした声量を保ち語尾まで
キチンと発音することを意識すると、(口先だけで話す
より) 喉に負担をかけずに声の張りを保てるようです。
(3) CQの出し方や話す内容について、自分で作ったもので
はありますが、ロジックツリーは役に立っています。
⇒ CQを "ロジカルシンキング" する【巻之参】
⇒ 同 【巻之四】

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