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2023年8月 7日 (月)

JE1CRG が 430MHz帯での山岳反射・回折を 実際に実験してみました! -その1-

【前置き】 (ご存じの方はスキップ)
波長の短いVU帯の電波は光に近い直進性を持つため、送信
側と受信側が互いに直接見える (遠くのため小さ過ぎて判別
できないかどうかは別にして) 関係、いわゆる"見通し"距離で
の交信が基本です。途中に山などがなく平坦であっても距離
が遠ければ、地球の丸みで地平線/水平線下に隠れてしまい、
電波は届きません。 ところが、間に山があって"見通し"が
効かないはずの2地点でも、条件が整えば良好に交信できる
場合があります。 これは電波が、2地点間にある山の山体に
よって反射され向きを変えて進行したり (山岳反射)、山頂or
その近傍のエッジによって回折され向う側へ回り込んで伝播
したり (山岳回折) することがあるためです。 VU帯で交信
されるアマチュア無線家は皆さん良くご存じで、特に指向性
の高いビームアンテナをお持ちの局は積極的に活用されてい
らっしゃる (例 ⇒ "430FM伝播実験" ) ことと思います。
しかしながらCQ誌等を調べても具体的な事例や理論につい
ては掲載が無いようなので (探し方が悪い?) 、自分自身で
調査・実験をしてみることにしました。

【実験1】
当局 JE1CRG のこれまでのログの中から、[八木アンテナを
使い] and [方位の記録がある] ものをピックアップしてみま
した。 対象の "山" は、最も記録の多かった「日光男体山」
(標高2486m) を選びました。男体山反射を使った交信の中
から主だった相手局のQTHをプロットすると、こんな状況に
なりました。  (クリックで拡大可能)
Photo_20230807164201
緑の丸が各交信先のQTHで、脇の数字は当局アンテナ方位
~男体山反射後に相手局への到達方位 間の開き角 (入射角
+反射角に相当) です。 筑波山反射など他の山経由でのみ
交信しているエリアは空白域になっています。当局から
男体山に向かって右側 (東側) は対象局が極端に少ないため
開き角60°の御亭山 (こてやさん、移動地で有名) のみです。
一方、左側 (南側) は関東平野なので、部分的にピックアッ
プした結果でも結構な範囲がカバーされています。

<備考>
この記録のほとんどは当局が18エレ×2列(1段)の時のもの
です。 ちなみに現在は18エレ×2列×2段。 またデータは
当局が "送信" の場合のみです (送信局側が異なると比較で
きないため) 。

【考察1】
(1) 開き角100°くらいまでの広い範囲で反射波が利用でき
  ている (当局からは関東平野の主要部をほぼカバー) 。
(2) (1)の範囲内で、特に不感帯のような苦手エリアは存在
  せず、一様にカバーされているように見える。
(3) 当局から見て男体山の裏側方向は奥会津の桧枝岐村~
  燧ケ岳方面で、固定局・移動局とも極端に少ないよう
  で交信記録がないため、山岳回折の効果については分か
  らなかった。⇒ "その2" へ

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