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本 : My Favorite!

  • 磯田道史: 武士の家計簿

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2021年2月

2021年2月21日 (日)

【真空管 Audio CollectionⅠ: ラジオ編】 #1-#6 まとめ

#1  シャープ 5F-132
5f132_01s_20210218085701
 方式:トランスレス5球スーパー (1956頃)
 受信バンド:MW+SW
 構成:12BE6+12BA6+12AV6+35C5+35W4
 (ヤフオクに出品し、現在は手元にありません)

#2  Zenith Y723
Img_2789ts_20210218085701
 方式:トランスレス7球スーパー (1956)
 受信バンド:MW+FM
 構成:6BJ6+12AT7+12BA6×2+12AU6+19T8+35C5

#3  NANAO? 型式不明ラジオ
Img_2793ts_20210218085701
 方式:トランス式5球スーパー (1953-55頃)
 受信バンド:MW+SW (現状 MWのみに固定)
 構成:6BE6+6BD6+6AV6+6AR5+6X4

#4  ナショナル EA-410
Img_2822ts_20210218085701
 方式:トランスレス5球スーパー (1957-58頃)
 受信バンド:MW+SW (現状 MWのみに固定)
 構成:12BE6+12BA6+12AV6+35C5+35W4

#5  RCA Victor X-552
Img_2823ts_20210218085801
 方式:トランスレス5球スーパー (1951)
 受信バンド:MW
 構成:12BE6+12BA6+12AV6+50L6GT+35W4

#6  オンキョー (型式不詳AM/FM)
Img_2862s_20210218085801
 方式:トランスレス6球スーパー (1964頃)
 受信バンド:MW+FM
 構成:17EW8+12BE6+12BA6×2+12AV6+35C5

2021年2月現在 #2~#6の5台が手元にあります。よく聴い
ているのは#3のレトロなラジオと 上のは#6のオンキョーです。

【真空管 Audio CollectionⅠ: ラジオ編】 #6 オンキョー (型式不詳AM/FM)

真空管ラジオとしてはかなり後期の製品で、AM/FMの2バンド
が受信できるモデル。おそらく1964年(昭和39) 前後の製品と
思われます。デザイン的にはスマートなのですが、木製キャビ
ネット (この時代の卓上ステレオと同様の化粧合板製) です。
メーカーは "ONKYO" のロゴから (株)大阪音響 と分かるので
すが、型式銘板も回路図もなく、モデル名が分かりません。

Img_2863s

内部は一応、金属シャーシになっていますが、FMフロントエン
ドより後の真空管3本とIFTはプリント基板上に載っています。
構成は17EW8+12BE6+12BA6×2+12AV6+35C5 の6球。
B電源の整流はシリコンダイオード、FM検波はゲルマニウム
ダイオードです。周波数ダイヤルの糸掛けはAMとFMで別々に
なっていて、前パネルのツマミを回すとAM側ダイヤル糸が
プーリー経由でAM用親子バリコンを回し、その親子バリコンの
回転軸に巻かれたFM側ダイヤル糸がFM用μ同調回路のフェラ
イトコアを出し入れするという二重構造になっています。

Img_2873s

FMの周波数ダイヤルは一応、76~90MC (古いのでMHzではな
く、メガサイクル) になっていますが、思い切り回し切った低い
側でギリギリ76.2MHzが受信できるように調整すると、高い側
は 文化放送のFM補完放送 91.6MHzが受信できるようになりま
した。この後、受信感度を最大化するために IFTのコアを調整し
ようとしたのですが、コアのネジ穴が特殊?なせいか、手持ちの
工具では回せませんでした。現状、悪い状態にはないようなの
で、あきらめることにしました。

Img_2866s

AMはバーアンテナが、FMは中間周波数増幅が2段 (12BA6×2)
あるので、共に実用的な感度で聴くことができています。

【真空管 Audio CollectionⅠ: ラジオ編】 #5 RCA Victor X-552

前の "#2 Zenith Y723" に続いて、2台目の Made in USA。
やはり、アール・デコ調デザインのラジオです。Zenithと同様
ベークライトの筐体ですが、アイボリーに塗装されています。
SW・FMの付かない、中波AM専用のモノバンド機です。

Img_2823ts

製造時期はこれまで紹介した4台に比べてやや古く、1951年と
のことです。日本では未だST管トランス式5球スーパーの時代
だというのに、アメリカではもうトランスレスの時代に入って
います。ただ完全MT管化までは至っておらず、下の写真で分か
るように電力増幅のみGT管になっています。構成は、12BE6+
12BA6+12AV6+50L6GT+35W4。これだとヒーター電圧の
合計が122.8Vで日本のライン電圧に対しては高過ぎるので、
50L6GTの姉妹管35L6GTを入手して交換し、合計を107.8Vに
下げて使っています。

Img_2837ts

最初の写真で正面に見える操作ツマミは周波数ダイヤルだけ。
糸掛け式で減速プーリを介してバリコンを回す方式ではなく、
デザイン重視でしょうか、潔い直結式です。そして電源SW
付きの音量調節ツマミは 下の写真で右側面にある青矢印の先
のお洒落な平たい円盤。その右上方に見える穴はPhono入力
ジャック。流石のRCA、この時代に既にRCAピンジャックな
ので、イマドキのオーディオケーブルをそのまま繋げます。

Img_2833ts

パイロットランプはココに付いています。天井部の中央にある
チョンマゲ状の飾りモールの直下。元は35W4のヒーター部から
分岐した豆球だったのか後で交換されたものかは分かりませんが
ネオン管です。

Img_2830s

先のZenith同様、受信コイルがループアンテナになっているの
で、電波の入りやすい窓際では感度に問題はありません。この
筐体だともう少しスピーカーが大きくても良いのではと思うの
ですが、4インチ(φ100mm)の小さなスピーカーなので、残念
ながら安っぽい音です。

 

2021年2月16日 (火)

【真空管 Audio CollectionⅠ: ラジオ編】 #4 ナショナル EA-410

4台目の "ナショナル EA-410" は 私にとって非常に思い入れの
深いもので、もう50年以上も前に実家で父親が野球のナイター
中継をよく聞いていた、懐かしいラジオです (実家ではこの次の
代からトランジスタ ラジオになりました) 。動作品で、外観も
結構きれいなものがオークションに出ていたので購入しました。

Img_2822ts

筐体はオール プラスチックで、同じトランスレス方式でも 前出
の #1 シャープ 5F-132 とは比べ物にならない位 小型化されて
います。横幅は32cmしかありません。下の写真のシャーシは
弁当箱のフタのような箱形ではなく、一枚の板の端を折り曲げた
だけのものになっています。構成は定番の 12BE6+12BA6+
12AV6+35C5+35W4 。

Img_2855s

小さなプラスチックの筐体に12.5cm径のスピーカーなので、
音質は推して知るべしです。

Img_2814ts

 

【真空管 Audio CollectionⅠ: ラジオ編】 #3 NANAO? 型式不明ラジオ

3台目は ヤフオクに安く出品されているのを見つけた、レトロ
なラジオ。「音が出ないジャンク品」とのことで、他に入札者
も無く、送料込み 2千円ちょっとで落札できました。コンデン
サ等を新品に交換後 通電すると、確かに音が出ません。でも
"真空管が動作しているようなのにノイズすら無い全くの無音"
というのを不審に思い、色んな箇所を当たってみると、案の定
出力トランスの断線。新しい出力トランスを入手して交換する
と、良好に受信できるようになりました。大容積の全木製キャ
ビネットと16cm大口径スピーカーの組合せは 低音が豊かで
良く鳴ります。明るくて暖かい色の電球式パイロットランプも
良い雰囲気です。

Img_2795ts

このラジオは色々と謎の多いラジオで、メーカーロゴも無く、
型式銘板も無いため、メーカーも型式も良く分かりません。
メーカー名らしいものは唯一、周波数目盛りのガラス板の隅に
極く小さい字で "NANAO ELECTRIC" の表記があります。
七尾電機? それともNANAOLAブランドの七欧通信機(株)?
良く分かりません。

Img_2793ts

次なる謎は「ST管ではなくMT管」。"全木製キャビネット+
ガラス製周波数目盛り板+布製サランネット張り" のラジオは
ヤフオク等の出品を見る限り、まず例外なくST管ラジオです。
しかし、このラジオはMT管。シャーシの真空管ソケット用の穴
はST管用のようですが、MT管用のソケットが取り付けてあり
ます。構成は 6BE6+6BD6+6AV6+6AR5+6X4 の5球。
高出力の6AR5を使っているので、かなりの大音量が出せます。
トランス式であることから、1953年(昭和28)~1955年(昭和
30)頃の製品だと思われます。1956年(昭和31)以降はトランス
レス方式が主流になっていったようです。

Img_2842s

さて、今後はAM放送が廃止に向かう流れもあるようで、真空管
ラジオを長く楽しむためには、FM放送を受信できることが必要
かな、と考えています。このラジオはAM専用ですが、外部から
Phono入力ができるので、別途紹介予定の真空管FMチューナー
"ナショナル RE-510" と組合せ、東京局はFM補完放送の方が
AMより受信しやすいのもあって、FM放送メインで楽しんでい
ます。

Img_2794ts

 

2021年2月15日 (月)

【真空管 Audio CollectionⅠ: ラジオ編】 #2 Zenith Y723

1台目の シャープ 5F-132 で真空管ラジオのレストアの楽しさ
にハマってしまい、すぐに入手した2台目。Zenith社製で AM
・FM 2バンドの Y723。Made in USAです。実は 5F-132を
買った同じ骨董屋で、その隣に並べてあったものなのです。
下の写真はその骨董屋での様子。周りの古書籍とは この上なく
ミスマッチです (クリックで拡大できます) 。Zenith社は世界
で初めてFM放送システムを確立させた会社です。これも1956
年製なのですが、この年には未だ日本ではFM放送は始まって
いません。

Img_5517

左右非対称性を強く印象付けるよう配置された大きなダイヤル!
同年代の日本製とは明らかに異質な、シンプルかつ大胆で斬新
なデザインに惹き付けられたのですが、一寸気になったのが
FMの周波数範囲。上の写真を良く見ると分かるのですが、米国
国内仕様と見えて88~108MHz。近年始まったAM局のFM補完
放送 (所謂ワイドFM) には良くても、従来の日本のFMの主たる
76~88MHzが受信できません。少し躊躇しましたが、アール・
デコ調デザインの魅力に負けて、購入してしまいました。値札
はこれも 5F-132と同じく ¥5,000でした。

回路構成もかなり独特で、6BJ6+12AT7+12BA6×2+12AU6
+19T8+35C5 の7球、B電源はセレン整流器となっています。
なお 日本の方がライン電圧100Vと低いので、35C5は 30A5に
交換しました。また セレン整流器も劣化の可能性を考え、Si
ダイオードに交換しました。 

Zenith_h723

さて FM受信周波数の改造ですが、Zenith社のFM同調回路は
バリコンではなく、コイル側でインダクタンスを変える μ同調
方式になっています。下の写真で緑矢印のレバーが AM用バリ
コンの回転軸とリンク機構で繋がっていて、青矢印のコイル
2本 (選局&局発) のフェライトコアを同時に上下させます。
周波数のシフトは同調用コンデンサの容量upで行いました。

Img_5627s

ちなみにAM側の受信コイルは、筐体裏ブタに直接貼付けられた
室内アンテナ兼用ループアンテナになっています。外部アンテナ
端子は無いので、感度不足を補いたい場合は、この上に何ターン
かリード線を巻いてカップリングさせ、その一端を引き出して
外部アンテナに接続します。

Img_5546s

不具合個所の修理にはこの上なく苦労しました。最初何とか受信
していたものが、不再現で鳴らなくなってしまったのです。何を
しても全く鳴らない、というのは始末に負えません。何の情報も
取れず、不具合個所の特定が進まないからです。そんな中やっと
のことで見つけたのが IFT (中間周波数トランス) 。写真に記録
していないのですが、Zenith社製の IFT は大変オリジナルな
構造をしていて、同調用の小容量コンデンサにディスクリートな
市販品のコンデンサを使わず、薄いマイカ (雲母です) 板の上下
に銀を蒸着して電極にしたものを使っています。このマイカ版に
小さなヒビが入っていて接触不良を起こしていたのでした。長く
なるので詳細は割愛しますが、修復方法にも大変な工夫が必要で
した。

不具合個所の修理とFM受信周波数の改造、筐体の清掃&磨きを
終えた現在の状態がコチラ。

Img_2789ts
Img_2783ts

元々の焦げ茶色ベークライト製筐体の上に、新しい周波数目盛り
(76~93MHz) をプリンタで同じ色に似せて印刷し、貼付けまし
た。下は 地方のコミュニティFM局に多い76.2MHzから、上は
関東地区であればFM補完放送は TBSの90.5MHz、文化放送の
91.6MHz、ニッポン放送のの93.0MHz が受信できます (これ
より上、栃木放送の94.1MHz等は不可) 。

もう一つオリジナルには無かった改造が "パイロットランプ"。
筐体のスピーカー側ではない白メッシュ部に小さな穴を開けて
ネオン管を取り付けました (下の写真の青矢印) 。

Img_2787ts

Y723はFMの中間周波数増幅が3段 (12BA6×2+リミッタの
12AU6) もあるので、コンパクトラジオにしては感度も中々
良く気に入っています。但し プラスチック筐体なので、音量
を上げ過ぎるとビビるのだけは難点ですが。

【真空管 Audio CollectionⅠ: ラジオ編】 #1 シャープ 5F-132

真空管ラジオのコレクションで一番最初に入手したのは、以前
同い年の"真空管ラヂオ"をゲット & 再生! ・【シャープ
5F-132 修理記録】
 で紹介した、シャープ (当時は早川電機)
製の5F-132 (クリックで拡大できます) です。

5f132_01s

骨董屋で¥5,000でGetし、自分で整備したものです。回路構成
は 12BE6+12BA6+12AV6+35C5+35W4 のごく一般的な
トランスレス5球スーパーですが、トランスレスとしては比較
的初期 (1956年製と推定) 、まだラジオが高級家電の位置づけ
にあり、低価格化路線に走っていない (例えばシャーシと絶縁
されたフローティング・グランドの採用など) 頃の製品です。
木製の大型キャビネット+16cm大口径スピーカーの組合せに
なっていて、豊かな低音で鳴ってくれます。これより後の時期
のトランスレス5球スーパーはプラスチック筐体になり小型化
されていきます (→ 後述の "#4 ナショナル:EA-410" など )。

S_20210215104301
5f132_03s
5f132_04s

※ このラジオは、ヤフオクに出品して次のオーナー様の元に
旅立ったので、現在は手元にありません。

2021年2月12日 (金)

ランニング ファッション【冬 編】

先日upした『勝田全国オンラインマラソン』参加の記事 で
走った際もこんな装備で走っていました (クリックで拡大でき
ます) 。走る時間帯に気温が0℃以上であればこれでOKです。

Img_8072s2

主成分はほとんど "ユニクロ" でできています。

上:インナー=ユニクロ・ヒートテック丸首9分袖
  アウター=ユニクロ・エアリズム 綿混ロングT
  グローブ=ユニクロ・ヒートテック
下:インナー=アンダーアーマー・ヒートギア レギンス
  アウター=GU・ハーフパンツ
  ソックス=ユニクロ・ヒートテック
  シューズ=アシックス・ゲル クォンタム180
他:帽子=モンベル + ネックウォーマー型マスク + 
  サングラス (冬の朝は太陽高度が低く必須です)

寒くて霜が降りていたり、雨の後で地面が濡れていたりすると
ランニングシューズでは滑る (草地も走る) ので、そんな時は
アディダスTerrexシリーズのトレラン用シューズで走ります
(ゴアテックスだと水たまりでもOK) 。

気温がさらに下がってマイナスになると (当地では-5℃位には
なります)、耳当てとホッカイロを追加で投入します。

5本指の手袋だと中にホッカイロを仕込むことができない ...
男物のミトン型手袋で厚手過ぎないものも見つからない ...
ということで考えたのがコチラ。外側にミトンに代わる薄手の
ものを被せ、その内側にホッカイロを貼ります。適当なものが
ないかと探して、最終的に辿り着いたのは "子供用の短い靴下"
でした。

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霜焼けになりかけたので、靴下にもホッカイロです。

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ここまですれば、上着やロングパンツ無しでも、マイナス5℃
くらいまでOKです。

 

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