「簡易クランクアップタワー」の上げ下げを劇的に改善!
2012年6月の記事、"アンテナタワー自作 「簡易クランクアップ
タワーに挑戦! 8"」 で完成した "自作タワー" ですが、これ
まで 性能的/強度的に 大きな不満はなく、ほぼそのままの形
で使ってきました。 イレクターパイプの金属ジョイントに錆が
目立ってきて一度錆び止め塗料を塗った以外は、5年間 大きな
メンテナンスは何もしていません。 イレクターパイプの耐久性
は なかなかのものです。
でも面倒・大変なのは、クルマのジャッキを使っての上げ下げ。
台風がやってくる前などは、憂鬱になります。 というのも、
パンタグラフ式ジャッキのストロ-クは25cmしかないので、
タワーの1段分の有効高さ1m75cm分 (2m長のイレクター
パイプ使用) を上げ下げするには、ジャッキの掛け替え
[ジャッキをセット⇒ジャッキを最大まで伸ばす⇒タワーを仮
固定⇒ジャッキを外す⇒ジャッキを最小に縮める⇒ ・・・ ]
を7回も繰り返す必要があります。
6月の "430FM伝播実験" で小山市の渡良瀬遊水地へ移動
運用に行った際に 隣のJH1KJI局の手動上下式タワーを見さ
せて頂いて、「これだッ!」と思ったのが、"ハンドウィンチ"。
参考にさせて頂きました (KJI局ありがとうございました!) 。
早速 "ハンドウィンチ" を購入し、アタッチメントを作って "自作
タワー" のフレームに固定しました。
この "ハンドウィンチ" には幅5cmで有効長7m40cm (仕様
では "8m" なのに!) のナイロンベルトが付いているので、
[先端のフックを1段目の最上部に固定して垂らす⇒2段目の
外側をくるむように、ベルトを2段目の底にグルッと回す⇒
ベルトを持ち上げて再度1段目の反対側の最上部に回す⇒
ウィンチの巻取りローラーへ ]
と取り回しました。 ベルトの折り返し部分は簡易型のローラー
式ガイドにしました。 これをウィンチで巻き上げると 1m75cm
を何と1回の操作で上げられるようになりました (下げも同様)!
上げる様子を動画にしました。
クランクを片手で回すだけで、結構スムーズに上がっていき
ます。
タワー全体を上げるには「3段目を上げる⇒3段目を2段目の
上部に固定⇒2段目+3段目を上げる」のように2回繰り返し、
全体を下げるには逆に「2段目+3段目を下げる⇒3段目と
2段目上部の固定を外す⇒3段目を下げる」とすれば、終わっ
ちゃいます。
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