掘り出し物のダイナミックマイクをGet!
何か面白いものはないかとリサイクルショップを物色していた
ら、"ジャンクコーナー" でマイクロホンを見つけました。 外観
はいわゆる「ボーカルマイク」です。 ケースも説明書もなく、
透明な袋に裸でパッキングされ、正に ジャンク 扱いですが、
キャノンケーブルも付属しています。 \1,080 と書かれた値札
には「音出ました」のコメント。 品名は COLUMBIA DX-700
で、ダイナミックマイクです。 商品情報を調べようとその場で
ググってみたのですが、ヒットがありません。 「結構古い?
でもまぁこの値段ならいいか~」と思って、買っちゃいました。
家へ帰って開けてみると、細かい傷が少しある程度で、使った
感もほとんどなく、意外に美品です。
早速、長すぎるケーブルをカットしたり、コネクタを付け替え
たりして、無線機 IC-7000M につないでテスト。 ダイナミッ
クマイクの場合、ゲインが低いので純正マイクと付け替える
にはマイクアンプをかませる必要があります。 幸い、以前
に作った、"手作りPTTスイッチボックス 第二弾" にはマイク
アンプを内蔵させてあるので、これを使うことでバッチリ!
別のリグで受信しながらマイクアンプのゲインを調整し、音声
波形が歪まない所を見つけて準備完了。 "音の違い" が
語れるほど良い耳は持っていないのですが、現在 IC-9100
で常用している、audio-technica の ATX-11 と聞き比べても
遜色なく、結構良い音です!
このマイクの素性の分かる情報がどこかにないかと、さらに
ネットで調べたところ、1件、オークション出品情報がひっか
かり、ケース表裏の写真が見つかりました。 それによると、
定価は何と!\28,000 (税別) だそうで、周波数特性は 40~
16,000Hz と非常に広帯域です。
今回はなかなかに "良い買い物" ができたようです。