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  • 磯田道史: 武士の家計簿

« 手作りPTTスイッチボックス 第二弾! | トップページ | 簡易型オシロスコープを自作しちゃう! -その2- »

2015年2月10日 (火)

簡易型オシロスコープを自作しちゃう! -その1-

発発の出力波形を調べたときは、

 オシロスコープなど持っていません。(略)"シングルボード
 マイコン"が 10bit  ADC を内蔵しており、それを使います。

と書いたように、マイコン基板をPCにUSB(仮想シリアル)で
繋いでデジタルデータを取り込みました。 ハードウェアも
バラック状態なら、ソフトウェアも手動のターミナルソフトと
いう状況でした。

さすがにセットアップも操作も煩雑だったので、もう少しまと
まりを良くして、「簡易型オシロスコープ」を自作することに
しました。

縦軸の精度を上げるために、前回使ったマイコン(富士通
FR60)より高分解能の12bit ADCを内蔵したルネサスの
RX62Nを使います。 これもCQ出版社インターフェース誌
付録で付いてきた基板で、やはり32bitマイコンです。

If201105

連続4回のAD変換値を自動で積算する機能があるので、14bit
相当で使えます。 サンプリング間隔は最短 10μs (= 100 ksps)
までOKだったので、数十kHzの波形まで観測できそうです。

ハードウェア構成の紹介は次回にまわすことにして、今回は先
にソフトウェアの方から紹介します。 いつものように、マイ
コン側はC、PC側はVisual C#です。 PC側ソフトのデータ受信
部分。

Oscill0_c

PC側の画面&操作は、極力オシロスコープらしさにこだわっ
て、こんな感じにしました。

Oscillo1

表示されている波形は"はめ込み合成"ではなく、実際に取った
ものです。 ずらっと並んだラジオボタンで、サンプリング間隔
(10μs~10ms)、縦軸拡大範囲(0.5~3.3V)、同オフセット
(0~2.5V)を切り替えできます。 1回のスキャンで6000点の
データを取得し、スキャン1回毎に停止する Single と連続
スキャンの Continuous が選べます。 "Save"ボタンをクリック
すると、取得したデータがこんな感じのテキストファイル(csv
形式)で保存され、Excel等で処理できます。

Oscillo5_2

サンプリングレートが max 100 KHz しかないので、高周波は
見られない "なんちゃってオシロスコープ" ですが、オーディオ
回路には十分です。 操作性と恰好だけはそれなりに見映え良く
できたので、大満足です!。

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コメント

JE1CRGさん,おはようございます。JP1QEC,あぶと名乗っております♪
昨夜は433.20MHzにて交信ありがとうございました。
コールサインでググったらヒットいたしましてお邪魔させていただきました。
今後ともネットや無線でよろしくお願いいたします。
自作のクランクアップタワーも拝見しました。凄いですねぇ♪
そして,今回は自作オシロスコープですね。まさに自作派の鏡です♪
僕も大昔ですがブラウン管テレビでオシロスコープを作ったことがありました。
感電した上,高圧部がショートして,2,3回の使用で破壊に至りました。
高圧部をあけっぱなしにしていたのがいけなかったんですね...。根がいい加減なので...。
またお邪魔します♪

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