簡易型オシロスコープを自作しちゃう! -その2-
「その1」に続き、簡易型オシロスコープのハード周りの紹介
です。
といっても、ほとんどの機能はソフトウェアなので、回路の
中身はこれだけです。
インターフェース誌付録のRX62N基板には、USBで仮想シリ
アル通信するための変換ICが含まれていないので、娘基板
に外付けしています。 RX62N内蔵の12bitADCの入力はOp
アンプ(LMC662)でバッファリングして高インピーダンス入力
にしてあります。
アナログ電源ですが、+側のみに振れるDC信号を見る分に
は、正電源のみで良いのですが、-側にも振れる交流信号
のためには正負の電源が必要になります。 前回 は 006P
乾電池 2個を使ったのですが、それなりの値段なのにすぐに
消耗してしまいます。 わずかな電流の負電源のためにスイッ
チング電源はもったいないし。 探してみたら便利なものが
見つかりました。 LTC3261という"チャージポンプ"IC。 +の
単一電源から同電圧の-電源を作れます。 9VのACアダ
プタから三端子レギュレータで+6Vを作り、これを使って-6V
を発生させ±6Vの電源にしました。
基板一式を手ごろなプラスチックケースに収めて完成です。
まずまずコンパクトな仕上がりです。 これを繋ぐだけで、PC
が "簡易型オシロスコープ" に変身します。 今のところ
「1現象表示」のみで、トリガ同期機能もありませんが、連続
6000点ものデジタルデータをファイル保存できるので使い
勝手はバッチリです。
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コメント
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こんにちは。
no.1にコメントしてしまいました。
先日のQSOのお礼を申し上げます♪
投稿: あぶ | 2015年2月18日 (水) 14時57分
あぶさん(JP1QECさん)、当ブログをご訪問いただきまして
ありがとうございます!
先日のQSO、こちらこそありがとうございました!
これからもよろしくお願いします。
投稿: Donn Tacos | 2015年2月18日 (水) 19時33分