発発をGet! - その3:Honda EX6の出力波形 -
前回紹介した交流波形検出回路 とシングルボードマイコン。
コレを使って発発のAC100V出力波形を測定します。 機器を
つないで電流を取り出している時と無負荷時では波形が違うと
想定して、無負荷以外に約60W・140W・200Wの3段階の負荷
で測定しました。
まずは、無負荷。 歪率 = 6.2 % でした。 まずまず綺麗な波形
です。
続いて、負荷 = 60W。 白熱電球を点灯しました。 受信状態の
リグ+α程度の消費電力相当でしょうか。 波形が少し左右
非対称になりましたが、歪率 = 6.9 % とまだ綺麗な波形です。
正弦波が折り返す頂上&谷底の部分に細かい発振波形のよう
な小さなギザギザが乗っています。 サイクロコンバーターの
スイッチングノイズのようなものでしょうか?
負荷 = 140W に増やします。 ここで波形の様子に変化が見ら
れ、頂上&谷底が少し潰れて平らになってきました。 でも極性
反転の0Vあたりを見る限り、矩形波まで酷くはないですね。
あくまで正弦波の頂上&谷底を潰した感じ。 歪率 = 17.6 % です。
さらに負荷を増やして、負荷 = 200W。 140Wのときから大きな
変化はないように見えますが、頂上&谷底の平らな部分の幅が
狭くなって波形的には逆に綺麗な状態に戻りつつある感じで、
歪率 = 11.1 % に減少しています。
ということで、無負荷から負荷200Wまでテストしました。
そんなに悪くないんじゃない? という感触ですが、いかがで
しょうか。
今回はここまで。 次回は、もう少し長い測定時間で周波数
安定性や1周期ごとの振幅安定性などを見てみたいと思い
ます。
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