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2014年3月

2014年3月25日 (火)

移動/モービル環境を強化! - <その10> 【続編】出張先から手作りアンテナでQSO

今日は、前編で紹介した2種類のアンテナをMMANAで解析
したデータをご紹介します。

左側が「Moxon Beamアンテナ (シングル)」、右側が「3エレ
Log Periodicアンテナ」。 画像はクリックで拡大できます。

Mox01c_3 Logper01c

各エレメントの寸法表です。
「Moxon Beamアンテナ」の方は、MMANAの"最適化"機能を
使った結果、CQ Ham Radio誌2013年2月号掲載の数値から
少し変わっています。 「3エレLog Periodicアンテナ」の方は、
2013年1月号の通りです。

Mox01a_2 Logper01a

ゲイン、F/B比、放射パターンです。
ゲインはどちらもおよそ6dBで、ほぼ同等といったところです。
後方への放射パターンはずいぶん違い、その結果、F/B比も
違うのですが、前方への放射パターンは似たような感じで、
ゆるやかな指向性(-3dBになるのが±60度くらい)になっていま
す。 このくらいの前方指向性だと、部屋の窓際から無指向性
的に使うにはピッタリの感じで、まさに "宿泊出張用" に最適
なアンテナと言えそうです。

Mox01b_3 Logper01b_2

どちらのアンテナも、この大きさ&製作費&作りやすさで、
長さ1m強のモービルホイップやGPと同程度のゲインが得ら
れるのですから、大したものです。

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2014年3月23日 (日)

移動/モービル環境を強化! - <その9> 出張先から手作りアンテナでQSO

3月17日(月)~19日(水)の2泊3日で、相模原市の青山学院
大学に出張してきました。

オシャレでキレイなキャンパスです。

Aogaku3_s_2

泊まりは町田市のホテル、部屋は8Fで窓は北東向き。
東京23区、埼玉県東部、千葉県北部に向けて開けています。
リグは FT-817ND、小型マイク付きです。

Ft817nd_s

テストしようと持ってきた手作りアンテナは2種類。

1泊目は、「Moxon Beamアンテナ (シングル)」。

Moxon1_s

構成は、ダイポールの放射器(Radiator)+反射器(Reflector)1本の
2エレ八木そのもので、各エレメントの端を"コ"の字型に折り
曲げただけです。 CQ Ham Radio誌2013年2月号の、2セット
同じものを並べた"スタック"の製作記事の"シングル"分です。
このままインピーダンスが50Ωなので、放射器をφ3の真ちゅう
パイプにして「同軸ケーブルは直にハンダ付け」という超お気楽
工作 (反射器はφ3アルミ丸棒)。 記事通りに作っただけで、
SWRは1.1 (at 433MHz)。 カバンにパッキングしやすいよう、
プラスチックの書類ケースに収納しました。

使うときは、書類ケースを少し開いて、こんな形で立てます。

こんな簡単極まりないアンテナで、ホントーに電波が飛んで
くれるのでしょうか?

Moxon2_s

交信結果は、30~40km離れた東京都台東区、中央区、港区と
FBにQSOできたので、意外に良く飛んでくれたようです。

次なる2泊目は、「3エレLog Periodicアンテナ」。

Logper2_s

こちらもCQ Ham Radio誌の製作記事で、2013年1月号。
一見、3エレ八木のようですが、放射器2本+導波器(Director)
1本の構成で、2本の放射器は左右クロスして位相差給電に
なっています。 こちらもこのままでインピーダンスは50Ω。
同軸ケーブルは直にネジ止めです。 ログ・ペリは広帯域無調整
が売りのようで、組んだだけでSWRは1.0 (at 433MHz) になりま
した。 このクロス配線部を見ていて、「真ん中から半分に畳め
そう」と感じたので、幅の小さな書類ケースに折り畳み式で組み
込むことに。 導波器は半分に折れないので、パッキング時は
抜いて斜めに収納、開いてから差し込んで使う、という方式に
しました。

コチラが畳んだ状態。 ヒジョーにコンパクトです。

Logper1_s

使うときは、こんな感じ。 吊り下げる形でも使えるよう、結束
バンドで取っ手のようなループを作って付けてあります。

Logper3_s

交信結果ですが、月曜に比べて出ていた局数が多かったせいも
あったのでしょうか、前夜より遠い千葉県鎌ケ谷市、茨城県
取手市、埼玉県桶川市など50~70kmの局ともQSOできました。

アンテナを切り替えてSメーターの読みや耳Sでの比較では、
2つのアンテナのゲインは "ほぼ同等" といったところです。

2種類のアンテナの感度・指向性をMMANAで解析した結果
などを 【続編】 にまとめましたので、どうぞご覧ください。
(公開しました!)

2014.03.26 記 : Moxon Beam の記載で、真ちゅうパイプの径は
          φ4ではなく、正しくはφ3でした。<m(__)m>

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2014年3月 2日 (日)

久しぶりに 「チタンの友」

早いもので3年、今年もあの 3月11日 が近づいてきました。

防災意識の大切さを考える時期です。 さて何をやろうか?
まずは大切な 「"食"の確保」の訓練を、ということで久しぶり
に「ミニマム炊飯」に取り組むことに。

使うのは、拙ブログでおなじみ「チタンの友」とスノーピーク
の「チタンマグ600」、手製の「フタ」、そして3/4合のお米。

Titan2_1s

3/4合のお米(108gでした)は軽く研いで、同量+αの水を足し
ます。 この炊飯道具だとフタの密閉度が低く、炊飯中に逃げる
蒸気が多いので、水は少し多めがBetterかと。

沸騰しだしたら、吹きこぼれし過ぎない程度に火力を弱めます。

Titan2_2s

吹きこぼれがなくなり、蒸気、グツグツ音が小さくなってきたら
出来上がり間近。 香ばしい匂いの加減で火を止め、蒸らしに
入ります。 10分ほど蒸らせば、完成。 ツヤツヤしています。

Titan2_3s

アウトドア風ではないのですが、卵かけご飯にして食べること
にしました。 3/4合は、中くらいの茶碗でこのくらい。
(上に乗っけているのは、"ねぎからし"

Titan2_4s_2

少し硬めでしたが、おいしくいただけました。

炊飯後の「チタンマグ600」の底はこんな感じ。 おこげの跡が
少し見えますが、こびりついたガンコなコゲは全く無く、
「チタンの友」の効果を再確認!

Titan2_5s

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