何でも自作 - 手持ちのダイナミックマイクをスタンドマイクに
2アマの従免が届き、100W "移動しない"局の局免もおりて、
いよいよIC-9100 で運用開始しました。
「固定機にはやっぱりスタンドマイク」といいう憧れ?みたいな
ものがあったのですが、純正のスタンドマイクは高くて とても
手が出せず、ハンディマイクでガマンしていました。
そんな折、部屋の片づけをしていて、ジャンク箱の中から昔
買った古いAIWAのダイナミックマイクロホンを発掘しました。
安物ですが、カージオイド型単一指向性ボーカル用マイクです。
これで "自作" すればイイのでは?
(実際は"自作"と言えるほど「自作部分」は多くないのですが)
目標予算は、\3,000。
何はともあれ、マイクスタンドが必要です。 そして、IC-9100は
本体にもPTTスイッチが付いているのですが、やはり手元で操作
できないと不便なのでPTTスイッチは付けないと。 あと、この
マイクの感度が不明だったし、他のマイクと切り替えて使うこと
も想定すると、レベル合わせにマイクアンプをかませるべきか。
マイクスタンドは自作で見栄え良く作れる自信がなかったので
AMAZONで一番安いものを調達。 \1,158 也。
デザインと作りで一番悩んだのは、PTTスイッチ。 安いマイク
スタンドは超シンプルな作りで、この土台にPTTスイッチを内蔵
させる or 取り付けるのは、どう見てもムリ。 仕方なく、小さな
ボックスに仕込んで別置きすることに。
押しやすくて、それなりの見栄えで、安くできる、ということで
考えたのが、こんな構造。
本体ケースは、マルツパーツで売っていたこんなプラスチック
ケースのシリーズの左端のヤツ。
このフタ部分の外側に、ボタンが大き目の押しボタンスイッチ
の底面を瞬間接着剤で貼り付け(電極部分はフタに穴を開けて
内側からハンダ付け)。 軽く押せるように、バネが強くない
スイッチを選びました。
この押しボタンのTopに、先のプラスチックケースのシリーズ
の右端の一番小さなヤツ(買ったのは黒)のフタ部分(この
ケースは深いフタ+平たい底板 の作り)を瞬間接着剤で貼り
付けて、"超Bigな押しボタン" に仕立てました。
マイクアンプは一から作るのが面倒だったので、NT-5という
キット品を購入(\800前後)&ハンダ付け。 本体ケース内に
内蔵。 NT-5は半固定でゲイン調整ができてVery Good!
電源はマイクコネクタから取りました。
ついでに、ハンディマイクや純正のスタンドマイクに付いている
"Up" & "Down" スイッチも実装しました。(汚い配線!)
完成状態。
プラスチックケースとメタルコネクタが意外に高くついたので
少し予算オーバーして、約\4,000 の仕上がりとなりました。
ただでさえ狭いシャックの机が、"自作"スタンドマイク でさらに
狭くなってしまいましたが、憧れの"スタンドマイク"に大満足!