移動/モービル環境を強化! - <その6> 続:FT-817ND
FT-817NDの記事で、前々回掲載した「冷却機能強化」と、
前回掲載の「大容量バッテリー」のテストレポートです。
大容量バッテリーは「定格: 3.7V×4 = 14.8V 」としましたが、
結線を変えると、「定格: 3.7V×3 = 11.1V 」で使うことも
できます。 この2つの電圧仕様で、FT-817NDの消費電流を
実測しました。 バッテリーは購入状態で既に充電されていて、
1本当たり約3.75Vあったので、追加充電しないでそのまま
使いました。 テストは 430MHz FM で行い、アンテナは背面
コネクタ(リレーON)を使用しました。 また消費電流には、
FT-817ND本体の他、冷却ファンの分(約0.07A)が含まれて
います。
音量設定にもよりますが、受信時の消費電流が馬鹿になりま
せん。
5W送信時には供給電圧の低い x3 の方が消費電流:大となって
いますが、なぜか2.5W送信時には x4 と x3 で同じでした。
SWR計で見る限り、x4 でも x3 でも、5W設定時:4.3W、2.5W
設定時:1.7W で、同じ実出力が出ていました。
続いて、FT-817ND本体と外付けバッテリーの発熱チェック
です。 下記のパターンで6分間のQSOを模擬しました。
結果ですが、最後の5W送信60sの直後でも、筐体に触れて
いる感触ではFT-817ND本体は過熱と言えるほどの温度上昇
はないように思われます。 冷却ファンの効果でしょうか。
また外付けバッテリーの温度上昇も、ほとんど感じられませ
んでした。
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