ハンディ機に汎用大容量バッテリーを増設
(以下の改造は私が、私の個人責任の範囲において行ったものです。
この記事はその結果の一部をご紹介するために掲載するもので、
改造を推奨するものではありません。 私以外の人がこれと同様・
類似の改造を行うことによっていかなる事故や損傷・障害が発生し
ても責任は負えませんので、悪しからずご了解ください。)
私のアマチュア無線用ハンディ機は、YAESUのVX-7。
純正のLiイオンバッテリーは 7.4V 1,400mAh。
1個だと運用時間が心許ない、ということで、以前予備として
1個を買い足し、2個持っていたのですが、1個が使えない
状態に。 このバッテリー、良く見ると VX-7との間の接点は
+極と-極の2個だけというシンプルな作りです。
じゃあ、このバッテリーを外身だけ使えば、大容量の外付け
バッテリーが簡単につなげられるのでは?
肝心の大容量バッテリーはどうしよう?
条件としては、
(1) 重量vs容量のパフォーマンスや低温で劣化しにくい
ことから、Liイオンバッテリーが吉
(2) 電圧は 3.7V x 2 = 7.4V。 容量は、できれば純正の2倍
で、2,800mAh 欲しい
(3) Liイオンバッテリーを裸ではなく、それ自身で簡単に
充電できること(特別な充電器を必要としない)。
ということで選んだのが、Panasonicの「USBモバイル電源」の
3.7V x 2,700mAh のバージョン。
これの中身は(多分)3.7V x 2,700mAh のLiイオンバッテリー
が1本と、USB出力用の5V変換+充電+保護用の回路。
ACアダプタをつなぐだけで簡単に充電できます。
コイツを2個使い(実売で合計\6,000~7,000)、充電時は単独
で、VX-7につなぐ時には2個まとめて使おうと。
つないだ状態はこんな感じ。
2個がバラバラにならないように、手近なアルミ板+両面テープ
で一まとめに。
さらにオマケで付いてきたLEDランプも一緒にしました。
この出力をヒューズボックスを介して、ダメになったVX-7
純正バッテリーを外身だけにしたものと結線。
できあがりがコチラ
7.4V x 2,700mAh なので、VX-7純正バッテリーのほぼ2倍。
純正バッテリー1個と合わせて、約3倍の運用時間が稼げる
計算です。