アンテナタワー自作 「簡易クランクアップタワーに挑戦! 7」
さて、2月19日の報告でタワー全高4.7m(アンテナ給電点地上
高9m)になった「簡易クランクアップタワー」ですが、その
1週間後には最終仕様である全高4.9m(アンテナ給電点地上高
9.2m)まで上げて、完成となりました。
コイツを投稿したところ、CQ ham radio誌6月号の「読者の
声」欄に取り上げていただくことができました!
さて、現在のベランダの状況です。
しばらくブログ更新をサボっている間に、10m長のロング
ワイヤーアンテナとV型ダイポール(コメットCHV-5)が
増えています。 この2つについては、また後ほど報告します。
本日のお題はそちらではなくて、「簡易クランクアップ
タワー」の方です。 また少しばかり高くなっているのにお気
づきでしょうか?
現在のタワー全高は6.3mになり、八木アンテナ給電点までは
やっと地上高10mを超え、10.5mとなりました。 地上高"9m"と
いうのは何となくハンパで、やっぱり一声"10m"と言いたいと
思ったので、上げることにしたのです。
高くはしたいけど、せっかく組んだタワーをバラして一から
組み直すのは大変です。 最小限の追加作業で何とかしたいと
考えた作業方法が下の図(クリックで拡大)です。
(1) 2月の完成形
(2) 2段目+3段目を下ろします。
(3) 2段目の内部で新3段目(黒で表示)を組立てます。
(4) 3段目の下に新3段目を結合します。
(5) 新3段目+3段目を上げ、2段目の上部に固定しま
す。
(6) 2段目+新3段目+3段目を上げ、1段目の上部に
固定します。
以前組んだタワーの各ユニットをほぼそのままで、かさ上げ
することができました。 強風に備えて下ろしたいときなどは、
タワー全高6.3m⇒3.2mまでは、新3段目+3段目をバラす
ことなしに下ろすことができます。 アンテナのメンテなどで、
できる限り下げたいときは、新3段目+3段目の結合を外し、
2段目と1段目の梁を何本か外せば、新3段目が外に取り
出せるので、全高2.2mまで下ろすことができます。
高くなった分、転倒防止にも注意が必要なので、タワー1段目
をさらに強固にベランダ&外壁にガッチリと固定しました。
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