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2012年3月 2日 (金)

アンテナローテーター用コントローラーを自作! 第2話

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さて、前回掲げた機能 をどうやって実現するか?

コイツを使ってやることにしました。 ワンチップマイコンです。
(CPUは超強力32bit "ARM7 LPC2388 72MHz"、めっちゃオーバースペック!)
20120229t165251s_2
CQ出版社 Interface誌 2009年 05月号(\1,990)の付録に付いてきたモノです。
コイツにI/F回路を少し付け足して、ローテーターを制御することにします。

メモリーChはCh1~5の5個とし、4個はプログラム中に記述した数値で半固定
(変えるときは再コンパイルすればOK)、残り1個はI/F基板上に4bitDipスイッチ
を3個設け、10進3桁の角度を1桁ずつBCDコードでパチパチ設定できるように
と考えました。 Ch表示は簡単に5個のLEDで済ませることにし、Selectスイッチ
1個でCh 1 ⇒ 2 ⇒ 3 ⇒ 4 ⇒ 5 ⇒ 1 ⇒ ・・ と循環式に切り替えることにしま
した。 操作方法は、SelectスイッチでCh番号を選んでからGoスイッチを押すと、
ローターが指定のChの角度に移動する、という具合です。

そのシステム構成はこんな感じ(クリックで拡大)。

Photo_2
外部コントロール端子 (1) (2) の右・左回転は、「(5)(のアース端子)と接続する
と、ローターが回転」とあるので、トランジスタのオープンコレクタ出力を接続し
ます。 (3) の回転スピード制御端子は、「電圧値と比例してスピードが変化」と
あるので、D/Aコンバータ(LPC2388は 10bit DAC 内蔵)出力を接続します。
(4) のローター回転角度検出端子からは、「回転角度を電圧値に変換」した信号
が出てくるので、これをA/Dコンバータ(同 10bit ADC 内蔵)で受けます。

これを回路図に落としたものがコチラ(クリックで拡大)。

Diagram
端子 (3)・(4) のローテーター側の信号は5Vフルスケールであるのに対して、
LPC2388内蔵のADC/DACは3.3Vフルスケールなので、Opアンプで増幅率を
調整してあります(Opアンプは、5V単一電源で動かせるLMC662をチョイス)。
またLEDは同時に2個以上点灯することはないので、手を抜いて抵抗は1本。

後は、部品を集めて楽しいハンダ付けです。

ということで、今回はここまで。

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