アンテナローテーター用コントローラーを自作! 第1話
アンテナタワーを自作 して、念願だった「アンテナローテーターでビームアン
テナを回す」ことが実現しました。
使っているアンテナローテーターはYAESUのG-800DXA。
良く使う方位角(例えば、男体山反射など)は、「プリセットメモリー」にセット
して記憶させておくことが可能です。
が、これって「デジタルメモリー」でも何でもなくて、単に可変抵抗器(?)の
ツマミを回す「アナログ式」なんですね。 しかも、たった "1つだけ"。
「富士山」と「男体山」と「筑波山」の3つをセットしたい、なんてことはできな
いんです。 RS-232Cで接続すればPCからの制御もできるようなのですが、
PCではTurbo HAMLOGを立ち上げてたり、地図を表示させてたりと、交信
中に色々開いているものがあるので、この上ローテーター制御のウィンドウ
まで開きたいとは思いません。 複数のポイントを記憶しておいて、簡単に
ボタンSWか何かでパチパチ切り替えできたらなぁ~
幸いなことに、YAESUのローテーターには外部コントロール端子が備わって
います。 無いものは自分で作れば良いんです!
ということで、「アンテナローテーター用コントローラー」(正確には、マルチ
Chメモリー付き外付け補助コントローラー?)を自作することに。
やりたいことは、
(1) 5箇所くらいの方位角を記憶できる。 5つのうち4つは半固定で良いが、
1つは、いつでも簡単に操作パネルから設定値を変えられる
(もちろん電源をOffしても消えない不揮発性で)
(2) PCを接続すること無しに、Stand-aloneで動作する。 そのため、簡単な
表示部(LEDかな)と操作部(SW類)を備える
(3) 目的方位角への回転速度は Fast ⇔ Slow の2段切り替え。 速度より
低騒音を優先させたい夜中は Slow を使えるように
(4) 目的方位角への移動精度は、できれば±1deg程度。 停止位置精度を
高めるために、Fast 移動時は目的方位角に近づいたら自動で Slow に
切り替わる
(5) (これが一番大事か?) 費用は全部で ¥5,000 以内!
てなところですね。
さて、どんなものが出来上がりますやら。 次回以降をお楽しみに!
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