アンテナタワー自作 「簡易クランクアップタワーに挑戦! 6」
前回の記事で、「いきなりフルに伸ばすのは怖い気がしたので、まず (中略)
タワー本体の全高を約4.2m(アンテナ給電点の地上高は約8.5m)」 と書いた
状態で1週間使ってみましたが、安定性に問題はなさそうなので、さらに
50cm伸ばしてタワー全高4.7m(アンテナ給電点地上高9m)まで上げました。
さらに、アンテナマストにUSBカメラを取り付けて、ローテーターでアンテナを
回転させた方向の風景を見られるようにしてみました。
USBカメラは、方向を定めて取り付けるのに便利なように、本体が円筒形
のELECOM UCAM-DLA200H をチョイスしました。
今回の目的には画角の狭い長焦点のレンズが好ましいのですが、ほぼ
全てのUSBカメラには広角気味のレンズが付いています。 ジャンク箱を
探したら、昔々まだデジカメの画像サイズがVGAだった頃に使っていた、
1.5x テレコンバーターが出てきたので、それをこのカメラにはめてみたら
ほぼピッタリ!
ということで、UCAM-DLA200H の前に1.5x テレコンを両面テープで貼り
付け、その全体を自己融着テープやらビニルテープやらでグルグル巻く
ことで防水処理をして取り付けることにしました。
取り付け方はこんな感じ(クリックで拡大できます)。
カメラ自体の写真を撮るのを忘れたので、仕方なく取り付けた後でアンテナ
タワーを仰ぎ見て撮った写真がコチラ。 見えているレンズが 1.5x テレコン
です。
太陽に近い方向へレンズを向けるとフレアがすごいので、黒いプラスチック
板でレンズフードを作ってかぶせてあります。
地上高 9m になったアンテナから見た風景はこんな感じになりました。
周りの2階建ての家々の屋根をやっと超えることができたようで、ギリギリ
ではありますが、地平線(厳密には地平線ではなく、数十km先の低山です
が)が見渡せるようになりました。
アンテナを実際に使ってみての感想ですが、裏の家の屋根を楽に越せる
ようになったのが効いたのか、今までは聞こえなかった地域(東京方面他)
の交信が日光の男体山反射で聞こえるようになった感じがします。
やっぱり、アンテナは高さが命なんですねぇ。
★★★ 2017 アンテナタワー最新記事 ★★★
⇒ 「簡易クランクアップタワー」の上げ下げを劇的に改善!」
★★★ 2017 アマチュア無線最新記事 ★★★
⇒ 「"Turbo HAMLOG"のデータをiPhoneで活用する!」