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本 : My Favorite!

  • 磯田道史: 武士の家計簿

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2012年2月

2012年2月19日 (日)

アンテナタワー自作 「簡易クランクアップタワーに挑戦! 6」

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前回の記事で、「いきなりフルに伸ばすのは怖い気がしたので、まず (中略)
タワー本体の全高を約4.2m(アンテナ給電点の地上高は約8.5m)」 と書いた
状態で1週間使ってみましたが、安定性に問題はなさそうなので、さらに
50cm伸ばしてタワー全高4.7m(アンテナ給電点地上高9m)まで上げました。

さらに、アンテナマストにUSBカメラを取り付けて、ローテーターでアンテナを
回転させた方向の風景を見られるようにしてみました。

Camera3s_2

USBカメラは、方向を定めて取り付けるのに便利なように、本体が円筒形
のELECOM UCAM-DLA200H をチョイスしました。

Ucamdla200h

今回の目的には画角の狭い長焦点のレンズが好ましいのですが、ほぼ
全てのUSBカメラには広角気味のレンズが付いています。 ジャンク箱を
探したら、昔々まだデジカメの画像サイズがVGAだった頃に使っていた、
1.5x テレコンバーターが出てきたので、それをこのカメラにはめてみたら
ほぼピッタリ!

ということで、UCAM-DLA200H の前に1.5x テレコンを両面テープで貼り
付け、その全体を自己融着テープやらビニルテープやらでグルグル巻く
ことで防水処理をして取り付けることにしました。

取り付け方はこんな感じ(クリックで拡大できます)。

Usb1

カメラ自体の写真を撮るのを忘れたので、仕方なく取り付けた後でアンテナ
タワーを仰ぎ見て撮った写真がコチラ。 見えているレンズが 1.5x テレコン
です。

Camera4s

太陽に近い方向へレンズを向けるとフレアがすごいので、黒いプラスチック
板でレンズフードを作ってかぶせてあります。

地上高 9m になったアンテナから見た風景はこんな感じになりました。

Camera6ss

周りの2階建ての家々の屋根をやっと超えることができたようで、ギリギリ
ではありますが、地平線(厳密には地平線ではなく、数十km先の低山です
が)が見渡せるようになりました。

アンテナを実際に使ってみての感想ですが、裏の家の屋根を楽に越せる
ようになったのが効いたのか、今までは聞こえなかった地域(東京方面他)
の交信が日光の男体山反射で聞こえるようになった感じがします。

やっぱり、アンテナは高さが命なんですねぇ。

 ★★★ 2017 アンテナタワー最新記事 ★★★
    ⇒ 「簡易クランクアップタワー」の上げ下げを劇的に改善!」

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    ⇒ 「"Turbo HAMLOG"のデータをiPhoneで活用する!」

2012年2月12日 (日)

アンテナタワー自作 「簡易クランクアップタワーに挑戦! 5」

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いよいよアンテナタワーの設置に入ります。 イレクターパイプで組んだ1~
3段目をベランダに出し、入れ子にして立てた後、アンテナローテーターを
取り付けます。

Tower01s

アンテナローテーターはいきなり固定せず、慎重にマストベアリング~マスト
~ローテーター間の芯出しをしてから固定します。

続いてアンテナを取り付けます。 GPは従来から使っている144/430MHz用
のDiamond X50(全長1.7m)です。 430MHz用八木は、今回DiamondのA430
S15R(15エレメント)2列スタックを新調しました(従来は10エレ・シングル)。

アンテナタワーをクランクアップ方式にしたおかげで、作業時のアンテナ取り
付け位置高さはベランダ床面から約2.7mに抑えることができ、踏み面が1m
チョットの高さの脚立で作業することができました。

下の写真は、ローテーターの回転試験のために3段目を少し上げた状態で
撮ったものです。 後の方に載せた、クランクアップしてタワー高を4.2mにした
状態の写真と比べると、伸縮の具合が良く分かります。

Tower03s

アンテナの取り付けが終わり、ローテーターの回転試験も済んだので、いよ
いよタワーをクランクアップします。

1段目に250mmごとに設けた梁に板を渡し、3段目・2段目の最下段に当て
板をして、エクストレイルの車載ジャッキで持ち上げていきます。 クルマと
は重量が全然違うので、大した力は要りません。

Tower4s

下の写真のように、電動ドライバー/ドリルのチャックにフックの付いた金具
を固定すれば、"なんちゃって電動クランクアップタワー" も可能な感じです
が、音がうるさい&スピードコントロールも難しいので実際には使いません
でした。

Tower6s

アンテナタワー設置場所の近くには、家に引き込んでいる電力線と電話線
が走っているので、その方向に倒れては大変です。 このアンテナタワーは
1段目をベランダ&家の外壁に対してかなりガッチリと固定(少々の力で
ゆすってもビクともしない)してあるので十分自立しているのですが、保険と
して2段目の先端からステーを張っておきます。

Tower3s

本来の設計では、2段目-3段目間と1段目-2段目間は各々250mmずつ
重ねて固定するように考えていて、フルに伸ばすとタワー本体の全高が
約5mになるのですが、いきなりフルに伸ばすのは怖い気がしたので、まず
は2段目-3段目間の重なりを500mm、1段目-2段目間は750mmにし、
当面タワー本体の全高を約4.2m(アンテナ給電点の地上高は約8.5m)で
使って安定性などの様子を見ることにしました。

Tower1s

簡易クランクアップタワー、これで一応の完成です。

かなり無謀な試みだったかも知れませんが、何とかでき上がりました。
使用レポートなどは、またあらためてupしたいと思います。

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2012年2月 2日 (木)

アンテナタワー自作 「簡易クランクアップタワーに挑戦! 4」

前回の設計図からいきなりで恐縮ですが、組み立ての終わった各ユニットです。

まずは3段目。

ローテーターはYAESUの G-800DXA。 マストベアリング GS-050 を組み合わせ
ます。 本当は、ローテーターとマストベアリングの取り付け板は金属(多分ステン
レス)製にする予定なのですが、今回は加工手段も間に合っていないので、暫定
的に合板(コンパネ)で取り敢えず間に合わせ。 端からいい加減ですが、まぁ大目
に見てやってください。

32s3

続いて2段目。 たったの2mですが、家の中では大きく見えます。

2s2_4

最後に1段目。 ジャッキアップ用に梁をたくさん取り付けています。

1s2_3

1段目の中に2段目を入れ子にした様子。 一辺のパイプ長に70mmの差を付ける
と、緩過ぎずきつ過ぎず丁度良い感じで2段目を滑らせて出し入れさせることが
できます。

S

さて、次回はいよいよ全体を組み上げますので、乞うご期待!

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