アンテナタワー自作 「簡易クランクアップタワーに挑戦! 2」
第2話のお題は、「クランクアップタワーの基本設計」です。
クランクアップタワーですから、タワーを何段かのサブユニットに分けて作って
おいて、順次伸ばしていく訳ですね。 そこで最も大きな課題は、「どんな仕掛け
で伸ばしていくか」です。 お金を掛けないでやるのですから、参考になるものが
ないなら知恵を絞って自分で考えるしかありません。 次に来るのが、「どんな
材料で作るか」です。
1.どうやって高く伸ばすか?
先日エクストレイルのタイヤをオールシーズン(と言っても一応オフロード
タイヤのMud & Snowですが)からスタッドレスに交換しました。 クルマを
ジャッキアップしているときに、いきなり "ピンッ!" と来ました。 もうお気付き
ですね。 そうです、タワーのサブユニットを順次車載ジャッキで上げていけば
良いんです。 余計なお金は掛かりません。
こんな感じです(クリックで拡大されます)。
車載ジャッキのストロークは最大約28cmなので、まぁ1回25cmくらいが良い
ところでしょう。 トータルで例えば3m分伸ばすなら、25cm×12回=3mです。
お金を掛けない分、多少面倒臭いのは仕方がありません。 元々低い、何ちゃ
ってタワーですし、アンテナのメンテと台風接近時の揚げ降ろしくらいなら
何とかなるでしょう。 クルマの1輪分に掛かっている重量を上げるのに比べ
れば、はるかに軽いですから。
(クランクアップタワーと言うより、ジャッキアップタワーですな)
2.何で作るか?
1回に25cmずつジャッキアップする、ということで、上の図のように角型の
フレーム構造にするのが都合良さそうです。 しょせんそんなに高さもなく、
高価な大型アンテナを揚げる訳でもないので、三角形を組み合わせてトラス
構造にして強度を稼がなければならない程ではないでしょうし。
自作ということで考えると、昔日曜大工で使ったことがある、「ヤザキのイレクター」
が強度的にも見た目的にも良いかな、と。
ということで、イレクター製ジャッキアップ方式の "簡易クランクアップタワー"
の設計図(簡単なものですが ...)を次回ご紹介したいと思います。
★★★ 2017 アンテナタワー最新記事 ★★★
⇒ 「簡易クランクアップタワー」の上げ下げを劇的に改善!」
★★★ 2017 アマチュア無線最新記事 ★★★
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