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本 : My Favorite!

  • 磯田道史: 武士の家計簿

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2012年1月

2012年1月31日 (火)

アンテナタワー自作 「簡易クランクアップタワーに挑戦! 3」

しばらく "アマチュア無線" ネタが続いています。

今回は、イレクター製ジャッキアップ方式の "簡易クランクアップタワー"の
設計図です。 (クリックで拡大されます)

Photo

Photo_3

Photo_9

1段目に梁を250mmおきに何本も入れてあるのは、前回 書いたように車載
ジャッキを使って1回250mmずつジャッキアップするためのものです。

メタルジョイント HJ-2 を使い、パイプ長を 70mm ずつ変えて正方形フレーム
を組むと、クランクアップタワーの入れ子構造を作ることができます。
このとき、外側フレームのパイプと内側フレームのパイプの間隔が、HJ-11で
ちょうど固定できる距離になります(大発見!)。
(プラスチックジョイントを使う場合は、パイプ長と出来上がりのフレームの
 大きさの関係が変わりますので、ご注意を)

Photo_8

1段目-2段目間と2段目-3段目間は、それぞれ 250mm ずつ重なり合うので、
3段の全高は 約 5m になります。 3段分の重量は、約 37kg です。

材料費は、メタルジョイントが結構高くつきましたが、全体で約6万円に収まり
ました。

次回はいよいよ全体の組み立てについて報告できそうです。

 ★★★ 2017 アンテナタワー最新記事 ★★★
    ⇒ 「簡易クランクアップタワー」の上げ下げを劇的に改善!」

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    ⇒ 「"Turbo HAMLOG"のデータをiPhoneで活用する!」

2012年1月20日 (金)

アンテナタワー自作 「簡易クランクアップタワーに挑戦! 2」

第2話のお題は、「クランクアップタワーの基本設計」です。

クランクアップタワーですから、タワーを何段かのサブユニットに分けて作って
おいて、順次伸ばしていく訳ですね。 そこで最も大きな課題は、「どんな仕掛け
で伸ばしていくか」です。 お金を掛けないでやるのですから、参考になるものが
ないなら知恵を絞って自分で考えるしかありません。 次に来るのが、「どんな
材料で作るか」です。

1.どうやって高く伸ばすか?

 先日エクストレイルのタイヤをオールシーズン(と言っても一応オフロード
 タイヤのMud & Snowですが)からスタッドレスに交換しました。 クルマを
 ジャッキアップしているときに、いきなり "ピンッ!" と来ました。 もうお気付き
 ですね。 そうです、タワーのサブユニットを順次車載ジャッキで上げていけば
 良いんです。 余計なお金は掛かりません。

 こんな感じです(クリックで拡大されます)。

1s
 車載ジャッキのストロークは最大約28cmなので、まぁ1回25cmくらいが良い
 ところでしょう。 トータルで例えば3m分伸ばすなら、25cm×12回=3mです。
 お金を掛けない分、多少面倒臭いのは仕方がありません。 元々低い、何ちゃ
 ってタワーですし、アンテナのメンテと台風接近時の揚げ降ろしくらいなら
 何とかなるでしょう。  クルマの1輪分に掛かっている重量を上げるのに比べ
 れば、はるかに軽いですから。
 (クランクアップタワーと言うより、ジャッキアップタワーですな)

2.何で作るか?

 1回に25cmずつジャッキアップする、ということで、上の図のように角型の
 フレーム構造にするのが都合良さそうです。 しょせんそんなに高さもなく、
 高価な大型アンテナを揚げる訳でもないので、三角形を組み合わせてトラス
 構造にして強度を稼がなければならない程ではないでしょうし。

 自作ということで考えると、昔日曜大工で使ったことがある、「ヤザキのイレクター
 が強度的にも見た目的にも良いかな、と。

ということで、イレクター製ジャッキアップ方式の "簡易クランクアップタワー"
の設計図(簡単なものですが ...)を次回ご紹介したいと思います。

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2012年1月17日 (火)

アンテナタワー自作 「簡易クランクアップタワーに挑戦! 1」

現在のアンテナは、とにかくお金を掛けないで、開局するのに最低限のものを
ということで調達したショボイものです。

 (1) 一戸建て2階のベランダ(地上高3.3m。上空は屋根で完全には塞がれて
    いない)に設置
 (2) 屋根馬+マスト3本継ぎ(市販品の組み合わせ)で、アンテナの取り付け
    位置(給電点)は地上高8m(=ベランダ床から4.7m)。 ステーが不可欠
 (3) アンテナローテーター無し。方位固定の430MHz用10エレ八木シングル
    +144/430MHz用GP
 (4) アンテナマストにアンテナを取り付けてから立ち上げる。 強風時には
    丸ごと降ろすしかない。

こんな感じ。

Antenna2s_2

さて、このアンテナですが見かけのショボさだけでなく、

 (1) アンテナの地上高が低く、周りの2階建て住宅の屋根を超えるか超えな
    いかギリギリの高さで、電波の "飛び" に影響しているのでは ?
 (2) アンテナローテーターが無いので、指向性が高く利得の大きい八木アン
    テナが使えない
 (3) アンテナの取り付け・保守には、アンテナマストを全部降ろして作業する
    必要がある。 アンテナマストは垂直に降ろせず、ステーも全部外さなけ
    ればならないので大変! また、アンテナマストの強度が無く、これ以上
    アンテナを増設できない。
 (4) 風速30m/s程度までは何とか耐えているが、強風時には危ないので
    降ろしたい

といった点が課題になっています。

そこで、一念発起してアンテナを強化することにしました。 まず方針ですが、

 (1) 現在と同じく、一戸建て2階のベランダに設置する
 (2) アンテナの取り付け位置(給電点)は、現在より最低でも1mは高くして、
    地上高9m以上(=ベランダ床から5.7m以上)を確保したい
 (3) ベランダに脚立を置いた程度でアンテナの取り付け・保守ができる &
    強風時に安全なように、折り畳み可能な構造とする(畳んだときには、
    ベランダ床~アンテナまで2.5m程度)
 (4) アンテナローテーターを搭載し、430MHz用八木のスタックを回転する
 (5) (近い将来)7~50MHz用の短縮V型ダイポールを増設したい
 (6) ベランダ設置全重量が60kg以下で、ベランダに固定することで自立が
    可能な構造とする(ステーは補助程度)
 (7) そうは言っても掛けられるお金は乏しいので、ローテーター・アンテナ
    等を除くタワー本体を、できれば総費用5万円以内で自作してみたい

といった形で考えることにしました。

この方針を満たす基本構造を考えた結果、出てきた案は ...?

何と、"初めての自作" という我が身を省みず、身の程知らずな発想としか
言いようのない、

  "クランクアップタワー" を自作する!

というものです。

さて次回は、この「クランクアップタワーの基本設計」について報告したいと思い
ますので、乞うご期待!

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2012年1月 7日 (土)

アマチュア無線用トランシーバーをクルマに積む

今日は、前回の「柴犬を連れて高崎観音へ行ってきました & 観音山からQSO
で使用したトランシーバー FT-7900H のクルマへの設置方法をご紹介します。
(すみません、これはあくまで私の自己判断に基づく設置方法なので、もし参考に
 される場合は、あくまで自己責任でお願いします。)

FT-7900Hは周波数ダイヤルなどのツマミやスイッチ類が付いた「フロントパネル」
を「本体」から分離できるようになっているので、「本体」は邪魔にならないようリヤ
の荷室スペースに設置し、「フロントパネル」のみを運転席近くのダッシュボードに
取り付けることにしました。 また、本体から出る受信音声は、運転席で聞きやすい
&音量調節ができるよう、FMトランスミッターで飛ばしてカーラジオで受信するよう
にしました。

まずは、FT-7900H本体の設置の様子が分かりやすい写真から。 左後席の後ろ
のタイヤハウス付近を撮ったものです。

  1 ・・ FT-7900H本体 、 2 ・・ FMトランスミッター 、 3 ・・ リレー 、
  4 ・・ 12V to 9V コンバータ(2の電源用) 

1s2_2

FT-7900H本体をタイヤハウス側面に取り付けるために、アクリル板で取り付け用
アダプタを自作しました。 このアダプタは自動車内装用の超強力両面テープで
タイヤハウス側面に貼り付けています。 FT-7900H本体は工具無しで簡単に付け
外しができるよう、蝶ナットを使って固定するようにしました。

Ss_2

(クリックで拡大できます)

Ft7900h_2_7
アンテナは常時付けっ放しにしても良いように選んだ短か目のCOMET SBB3
(66cm)と、感度を稼ぎたいとき用に一番長いクラスの同SBB7(138cm)の2本を
調達しました。 コチラは、短いSBB3の方。

1s_2

私のエクストレイルはルーフバーを装着しているので、アンテナ取付金具は
ルーフバー取り付け用のものをチョイスです。 リヤに設置した本体からの
アンテナケーブルは、リヤドアのゴムパッキングの隙間を通して外へ出すよう
にしました。 このため、「本体側が2.5mの太いケーブル+アンテナ側が1.5m
の細いケーブル」の組み合わせになっている、全長4mのものを使用しました。

室内側のアンテナケーブルの様子。 右のリヤドアの後方です。

_ss

車体外側のアンテナケーブルの様子。 ケーブルは矢印の所でゴムパッキングの
裏側から出てきています。

2s2

次に電源周りです。 全体の配線図はこんな感じ(クリックで拡大できます)。

Ft7900h_1_2

FT-7900Hへの電源供給は、バッテリー直結にしました。 ただ直接つないだの
では危ないので、指定通り15Aのヒューズを入れ、さらにエンジンを切ったとき
には供給が止まるように、アクセサリーソケットへの12V供給に連動するリレーで
ON/OFFしています。

エンジンルーム内へのバッテリー端子への接続の様子。 点線丸印がプラス側
電極端子、矢印が15Aヒューズです。

Ss2_2

最後に、ダッシュボードへのフロントパネルの設置です。 リヤに設置した本体から
ダッシュボードまでは、FT-7900Hに標準付属の「3mコントローラーケーブル」で
十分届きました。

FT-7900Hの取扱説明書には、パネルブラケットをダッシュボードなどに両面テープ
で貼り付けて固定しておき、そこにフロントパネルをはめ込むように書かれていま
す。 でもパネルブラケットを貼り付けっ放しだと、「iPad を カーナビにする!」とき
などに邪魔になるので、パネルブラケットは面ファスナー(商品名:マジックファス
ナー、ベルクロなど)を使って、付け外し自在な格好でダッシュボードへ取り付ける
ことにしました(下の写真の1)。 写真では分かりにくいかも知れませんが、マイク
を引っ掛けるのに使っているのは、同じVertex Standardのハンディ機 VX-7 に
付いていた「ベルトクリップ」を流用しています(下の写真の2。なぜかマイク裏の
出っ張りにピッタリ!)。

1s2_3

これからアマチュア無線用のトランシーバーをクルマに取り付けようと考えている
方に、わずかでもご参考になれば幸いです。

 ※ 2013年5月、新型フォレスターに乗り換えました!
    ⇒ アマチュア無線用トランシーバーをクルマに積む II -1
       アマチュア無線用トランシーバーをクルマに積む II -2

2012年1月 4日 (水)

柴犬を連れて高崎観音へ行ってきました & 観音山からQSO

初詣がてら "高崎観音"(白衣大観音:びゃくえだいかんのん)へ行ってきました。

参道にて。

1

高崎観音の駐車場の標高はおよそ180m。 高崎市中心部の街並みが一望できる、
絶好のロケーションです。

2

そこで、この駐車場から電波を飛ばすことに。
実は、年末に144MHz/430MHzのFT-7900H (50W) をクルマに仕込んでおいた
(設置方法は次回詳しく報告予定! ⇒ 「アマチュア無線用トランシーバーを
クルマに積む
」)ので、いつでもどこでも電波が出せるようになっているのです。

常置場所からは埼玉県方面には電波が良く飛ぶのですが、群馬県方面には
飛びにくい(アンテナがしょぼい ...)ので、初めての群馬デビューです。
榛東村からQSOしてくださったNさん、ありがとうございました。

Ft7900h_2

高崎観音からの帰り、北関東道で帰る道すがらどこかで夕飯を、ということで、
以前何度か寄ったことのある、太田桐生インター近くの50号線沿いにある
「定右衛門」 へ行こう、ということになりました。

ここの "ひもかわ鍋"(ラビオリのような幅広の"ひもかわうどん"を鍋焼きうどんに
仕立てたもの)、なかなか美味しいんです。

Photo

ところが、残念なことに正月休みのようで店は閉まっていました ...

ということで、今夜はココまで。

2012年1月 1日 (日)

2012年もよろしくお願い致します!

Kinga2

Shogatsu2_2

 

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