小さなチタンマグ/シェラカップでパックご飯を温める in 5分
以前、パックご飯の中身(つまり、ご飯)だけを取り出して蒸し器で蒸すことで、
わずか3分で食べられるように温めるという記事 を掲載しました。
しかしながらこの方法では、「中身のご飯を取り出す⇒割りほぐす」手間と、
「ご飯が全部収まるだけのだけの容量がある+フタができて蒸し器になる」
クッカーを必要とします。
そこで、マグカップやシェラカップのようなフタなしの簡単なクッカーでできて、
パックご飯の中身を移し変えないで温められる方法を考えてみました。
(食品としての完全な安全性を保障するものではありませんので、試される方は
自己責任でお願いします。)
手順は次の通りです。
1.パックご飯の表面のフィルムにフォークなどで小さな穴をたくさん開ける。
この穴が蒸気の入り口になります。 なお、この段階でパックの中の鮮度保持
剤を取り出しておきます。 穴を開ける範囲は、使うクッカーの口径より小さ目
にします。
2.はさみなどでパックご飯のプラスチックカップの底の四隅を少し切り取ります。
これが蒸気の出口になります。
3.ストーブの炎がクッカーの外側を回り込んで、上の方まで伝わらないように、
厚手のアルミホイル(推奨品⇒ コレ )でクッカーの周りにエリマキトカゲ状の
ツバを作ります。 クッカーは、パックご飯のフィルムに熱が伝わりにくいチタン
製がオススメです。 ここでは、スノーピークのチタンシングルマグ450を使い
ました。
4.クッカーに適量の水を入れてストーブにかけ、沸騰させます。 盛んに沸騰して
きたら、穴開け加工したパックご飯をうつ伏せにしてクッカーの上に載せます。
5.これで約5分間沸騰を続ければ出来上がり。こんな感じです。
今回の出来上がりは85点。 まあOKなんですが、ほんの一部分硬いままほぐれて
いないところが残っていました。 パック内をまんべんなく蒸気が通り抜けるよう穴の
開け方にもう一工夫すれば、100点満点が取れそうな感じです。
パックご飯は震災などの非常時にも大変役立つ存在なのですが、湯煎だと大き目
の鍋と結構な量の水を必要とします。 それを沸かすだけの燃料も必要です。
この方法だと、小さなクッカーと少量の水で済みます。 何より短時間で温められ、
燃料も節約することができそうです。
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コメント
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素晴らしい!
投稿: | 2012年3月 1日 (木) 15時39分