パソコン用パーツでアウトドア 第3話 <<○○ッ○ボイルもどき>>
パソコンショップでは、第1話の「3.5インチベイ下の空間にHDDを3台増設する為の金具です」の他に2点買ってきたのです。 その一つがコイツ。
結構ポピュラーな「アルミ製ヒートシンク」です。 コイツは本来CPUやGPUなんかのLSIチップに貼り付け、チップで発生した熱を効果的に外に逃がすために使う "冷却パーツ" で、熱は「ヒートシンクを貼り付けた、熱を発生するモノ ⇒ ヒートシンク ⇒ 外の低温環境」の方向に伝わります。 でもコイツって熱の流れを逆にして、「外の高温環境 ⇒ ヒートシンク ⇒ ヒートシンクを貼り付けた、熱を取り込むモノ」の方向にして "加熱パーツ" に使ったってイイんじゃね? この方向で使えば、熱を効果的に取り込むことができるはず! もうお分かりですね。 バーナーの熱を効果的にクッカーに伝え、水を早く、少ない燃料で沸かすのに使おう、という訳です。 早いハナシが、「○○ッ○ボイルもどき」を作ろう、ということです。 イメージはこんな感じ(本家ジェットボイルとは似て非なる? 似てもない?)。
まずは味見として、バーナーの上にヒートシンクを載せ、その上にステンレス製のシェラカップを載せて、湯沸し実験にトライです。 どのくらいで沸くのか早く見たくて、バーナーの火力はいきなり "全開" からスタートです。 コレが失敗につながるとは、この時点ではツユほども思いませんでした ... とりあえず、シェラカップの湯は沸いたのですが、実験後のヒートシンクがコチラ。
アルミが少し融けちゃいました。 紙の容器を直火にかけて水が沸かせるんだから、空焚きさえ避ければアルミが融けるはずない、なんて早トチリしちゃったのですね。 ヒートシンクの厚みがちょっと大きかったせいもあるかも知れません。
ということで、味見実験は "失敗" に終わってしまいました。 でも、現在リベンジに向けて、次なる実験を計画中です。 結果が出るまで、しばしお待ちください。
<<おまけ>>
「他の2点」の残りの最後はコチラ、「アルミ製ファンフィルター」。
"アルミ製" と銘打ってあるので、「網もアルミ製」だと思うじゃないですか、フツウ。 ところが、"アルミ製" なのは、四角い外枠だけで、網はどうもステンレス製だったようです。 「"チタンの友 参号機" の候補になるかも」と期待したのですが ... コチラは、180gもあった "PRIMUSのフォールディングトースター" もどきとして、トーストや餅を焼くのに使えないか、とか思案中です。 こちらも続報を気長にお待ちいただければ、ありがたいです。
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