チタン製フライパンでトーストを焼く << "チタンの友"の効果を確認 >>
何回か掲載を続けた"伝熱アクセラレータ"ですが、ネーミングがどうにもダサいので、今回から"チタンの友"とリネームさせていただきます。
さてその"チタンの友"ですが、どのくらい伝熱効果が均一化されるのかを確かめるのに、視覚的に分かりやすい題材はないかとずっと考えていました。 それがようやく「そうだ! 食パンをトーストしよう!」ということで決着しました。
で、今回のお題は「チタン製フライパンでトーストを焼く」です。
できるだけ炎の細いストーブを、ということで選んだのがコチラ、EPIの古いモデルで "STRA Stove"。 細い火口から炎は真っ直ぐ上方にのみ上がり、ほとんど広がりません。 軽いことを除けば、 実に使いにくいストーブです。
フライパンですが、前回の"モンベル チタンディープディッシュS"は食パンを収めるのには底面積がやや小さいので、今回は EPI の "ATSチタンクッカーTYPE2-S" のフタ部分を使いました。 このフタ部分はATS加工されておらず、チタンのまんまで、さらに"チタンディープディッシュS"よりもチタンが薄く、いかにも焦げやすそうです。 まずは、"チタンの友"を使わない状態から。 STRA Stove にフライパンを直載せします。
食パンを入れ、弱火で点火。 20秒もたたないうちに、焦げ臭い匂いが鼻をつきます。 イヤな予感がしてすぐに火を止め、食パンの加熱側の面と、フライパンの様子を見ました。 やっちまった感じ。
食パンの真ん中だけが炭化に近い真っ黒焦げ。 でもその周りはほとんど生のしっとり状態(写真では分かりにくいですが)のまま。 フライパンの中央部にもしっかり真っ黒な焦げ付きが。
フライパンの焦げ付きをこすり落とし、続いて"チタンの友"の出番です。
"チタンの友"の上にフライパンを載せて食パンを入れ、同じように弱火で点火します。 今度はなかなか焦げ臭い匂いはしてきません。 食パンが「チリチリ」を音を立て始めたところで火を止めた結果がコチラ。
写真では分かりにくいのですが、食パンの周辺部が少し焦げたものの、直載せと違い全面がバリっと焼けていて食感もGood!です。 もちろん、中央部に炭化なんて見られません。
"チタンの友"の効果は、予想よりも良い感じで、メデタシ、メデタシでした。
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