チタン製クッカーで焦げ知らずの炊飯 << 伝熱アクセラレータの製作 - その 3 >>
テストを経てできあがった、「伝熱アクセラレータ初号機」がコチラ(クリックで拡大)。
(八角形には特に意味はありません。丸板は高価なので、角板から切り出して、できるだけ円形に近づけたかった。)
今回のφ90mmは、スノーピークのチタンシングルマグ600に合わせた大きさですが、使うクッカー/コッヘルが大きい場合はそれに合わせると良いでしょう。
早速コレを使ってご飯を炊いてみました。
盛んに蒸気が噴き出し始めたら、派手に吹きこぼれない程度の弱火にします。
グツグツ音がしなくなって、香ばしい匂いがし始めたところで火を止め、むらしに入ります。
できあがりがコチラ。ふっくら蟹の穴もできていて、なかなかのできでした。
チタンマグの底の方のご飯はこんな感じ。香ばしいおこげが少しできていました。
食後は、水・湯に漬け置きもせずに、そのまますぐチタンマグを洗ったのですが、食器洗いのナイロンたわしでこするだけで、焦げはきれいに落ちました。炊くときに、少し早めに火を止めれば、(おこげは楽しめませんが)焦げ知らずの炊飯ができると思います。
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コメント
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Donn Tacos様
すごいですね!チタンクッカーで全く焦げ付きゼロなんて。
うらやましすぎます!
熱効率の為の穴を開ける発想!!
(ていうか穴を開ける機材をお持ちなのも別の意味で凄い)
こういう実験結果はかなり貴重な情報ですよね。
ちょくちょくブログ拝見させてもらいまーす。
投稿: まっちょん | 2011年7月17日 (日) 23時40分
まっちょんさん、コメントありがとうございます。
実はコレ、大した道具は使ってないんです。
使った工具は、カッターナイフ、安物の充電式電動ドライバー兼ドリル、百均のヤスリだけなんです。1mm厚のアルミ板は、両面からカッターナイフで深めにキズを入れれば(ケガに注意!)、きれいに折り取ることができます。アルミ板はホームセンターで、100mm×200mmのものを買いました。開けた穴の周りのバリをヤスリできれいに取ってやると、クッカーの底と密着できます。
投稿: Donn Tacos | 2011年7月18日 (月) 06時12分
とても素晴らしい発想ですね。
穴あけされたアルミ板は、パンチングメタルという名前で商品化されています。
会社によってはオーダーメイドしてくれるかも・・・・
またよらせていただきます。
投稿: jackty | 2012年3月 2日 (金) 17時23分
jacktyさん、はじめまして。
コメントありがとうございました。
投稿: Donn Tacos | 2012年3月 3日 (土) 07時50分